オイル交換で壊してしまったドレンボルトの受け部分を修理しました。
本当はクランクケースを交換するべきなのですが、JA10のクランクケースはすでに廃盤だそうです。
まぁ廃盤になっていなかったとしても、オーバーホール並の費用がかかるので選択肢からは外れます。もう7年も乗ってますので。
で、今回は下記の方法で修理しました。
- 20mmのボルトを使用して締める
- 隙間を液体ガスケット(パテ)で埋める
長さ20mmのボルトに交換
純正の15mmのボルトだと締まらなかったので、20mmのものを買って使いました。
5mmも延長されるのはちょっと怖かったですが、調べてみたところ、ボルトの先にあるのはエンジンオイルフィルターでした。
それならば接触しても問題ないだろうと判断しました。
ボルトの具体的なスペックは「M12 20mm ピッチ1.5」です。
↓左が純正、右が今回購入したものです。
20mmにしたところ、ちゃんとボルトが締まりました。
純正ボルトは15mmですが、クランクケース側はそれよりも先の部分にもネジが切ってあるんですね。
今度はオーバートルクにならないように気をつけながら締めました。
このためにちゃんとSK11のソケットレンチを購入しました。
小さめサイズなのでテコの原理もそれほど働きませんし、何より扱いやすかったです。
やっぱりタイヤ交換用のトルクレンチを使ったのはホントダメでしたね…。
液体ガスケットで隙間埋め
ボルトが締まったので、あとは隙間を埋めます。
プラモデル感覚でパテで埋めればいけるかなと。
調べてみると、「液体ガスケット」として耐熱のパテが販売されていました。
なんだかいろいろな種類がありますが、「レビューを見て大丈夫そう」かつ「安め」なKITACOのもの(KC-027)を使ってみました。
300円くらいです。
めちゃくちゃ量が少ないですが、自分の用途では若干余りました。
パテを盛る前に該当箇所の脱脂をしたかったので、ロードバイクのチェーン清掃用のディグリーザーをスプレーして、歯ブラシでゴシゴシ。
水をスプレーして洗い流し、最後に拭き取って1日以上乾燥させました。
その後、液体ガスケットを塗りつけました。
車体の下の方なのでだいぶ作業しにくかったですが、どうにか塗り塗り。
乾燥時間は7分らしいですが、慌てずに1日以上放置しました。
その後、少しだけオイルを入れて様子見をしたところ漏れはありませんでした。
大丈夫そうなので規定量のオイルを入れましたが漏れはなし。
エンジンが温まると熱の影響で漏れ出すかなとも思い暖気しましたが漏れなし。
ちょっと近所を走り回りましたがやはり大丈夫そうです。
とりあえず走れるようになったけど怖いから遠出はできない
ということでとりあえず走れるようになりました。
ただ素人のやっつけ修理なので今までのように長距離ツーリングに使うのは怖いです。
処分してもらうためにバイク屋さんに持っていくくらいですかね…。
乗り換えようと思っているC125は現在注文すら受け付けてくれない状態なので、どうしたものかというところです。
自分の場合、梅雨や夏はバイクには乗らないので、夏の終わりころにまたC125調達を試みようと思います。
今乗っているカブは無駄に自動車税を払いたくないので5月中に廃車にしようかと思います。
リアボックスはC125でも使いたいので、なんとか取り外すですかね…。
追記:結局微妙にオイル漏れしているので廃車に
とりあえず大丈夫そうかと思いきや、1日で数滴オイル漏れしているようです。
このまま秋まで放っておくとかなりのオイルが漏れてしまいそうなので、さっさと処分することにしました。
買い取りということで査定してもらいましたが、良好な状態でも2万円で、オイル漏れしているので0円とのことでした。
でも処分はタダでしてくれるということで廃車にしてもらいました。
本当はリアボックスは外したかったんですが、どうにも素人では外せなかったのでそのまま売却です…。
今までありがとう…。
※ 本記事に記載の価格は2022年5月ころの情報です。