自分は86のA型に7年間、約80,000km乗りました。
初期型なのでトラブルを警戒していましたが、自分の場合はイグニッションコイルがダメになったくらいで、あまりトラブルはなかったです。
86/BRZに乗っている方にとっては、メジャートラブル(よくあるトラブル・故障)は気になるところだと思いますが、ネットで調べてもイマイチ情報がまとまっていないんですよね…。
本記事では、A型(初期型)の86/BRZで聞くトラブル(故障)をまとめてみました。
タップできる目次
イグニッションコイルがダメになってノッキングが出る
自分の場合はエンジン警告灯が付いて、ディーラーで見てもらって初めて不良がわかりました。
特に体感ではなんともなかったのですが、ノッキングが出るようです。
86/BRZでは、熱の問題でエキマニに近いところのイグニッションコイルがダメになるケースがあるようです。
リコールまでは行っていないようですが、保証の範囲で直してもらえました。
B型以降はイグニッションコイルの型番が変わっているので、対策されているのかも知れません。
自分の場合は問題があるもの以外のすべてのイグニッションコイルを交換してもらいました。
問題ない箇所のコイルについては有償です。
工賃はついでなのでサービスしてくれました。
テールランプが浸水する
これは納車が始まった当初頃からよく聞きました。
テールランプ内が結露するんだかで中に水が溜まってしまう症状です。
パッキンか何かを対策品に付け替えてもらったような…。
自分の場合は、もとからなんともなかったです。
フロントバンパー下がってくる
これも納車が始まって早々に話題になっていた気がします。
自分の場合はならなかったですが、徐々にフロントバンパーが下がって隙間ができるケースがあるようです。
対策品があるようですが、それでも下がってくることもある様子…。
社外パーツでも対策品があったり、ショップによっては対応のノウハウがあるようなので、個別に試してみるしかなさそうですね。
リア周りから異音が出る
これも納車直後の不具合として有名です。
自分の場合は特にありませんでしたが、リア周りから異音が出るケースがあるようです。
原因の特定や対策が明確化しておらず、調査が長期化することもあったみたいですね。
リア周りに補強パーツ(リアタワーバーなど)を入れると改善するケースもあると聞きました。
3速→2速への入りが悪い
トラブルに分類すべきかわかりませんが、3速→2速へのシフトの入りが悪かったです。
ブリッピング(アクセルを煽る)してエンジン回転数を合わせてあげても入らず…。
対策品は特になく、対応としてはダブルクラッチとなります。
ダブルクラッチすればすんなり入りました。
でも今時の車でそんなことしないといけないとは…。
もうこれは持病ですね。
*ダブルクラッチ:
クラッチ操作の一種です。
2回クラッチを切るので”ダブル”クラッチです。
クラッチを切り、シフトをニュートラルに入れてクラッチをつなぎます。
アクセルを煽り回転数を目的のギアに合わせてから、
再度クラッチを切ってから目的のギアに入れます。
バルブスプリング不良でエンジンが停止する
リコールで有名になった不具合です。
バルブスプリングの不良が原因で、エンジンが停止する可能性があるとか。
対象はA型のみです。
自分の場合は特に何も問題なかったのですが、リコール対象でした。
リコール対応は無償なものの、エンジンをバラす必要があり、今どきのディーラーの手に負えるか不安だったのは事実です…。
実際問題、リコールに出してから調子が悪くなったケースもあるようです。(買取店談)
自分の場合は特に問題なく帰ってきたので一安心です。
なるべくたくさんの台数の面倒を診ていそうなお店に診てもらうがよさそうです。
まとめ
A型はこのようなトラブル・不良がありましたが、
新しい型ではあまり聞かないような気がします。
やはりいろいろと改良・改善されているんですかね…。
今から古い中古を買う人は注意ですね。
関連記事
86について、下記にもいろいろとまとめています。
・ぼっちドライブブログ:86について
・ぼっちドライブブログ:86トラブル