
「S660って車を街中で見かけるけど、どんな車なんだろ?」と気になっている方向に記事を書いてみます。
特徴、良さ、よろしくないところを9つのポイントでまとめています。
タップできる目次
S660の特徴
① オープンカー
S660はオープンカーです。
屋根を開けられます。
「でも屋根をしまうスペースがなさそうだけど?」と思われるかもしれませんが、屋根は外してクルクルと巻いて、フロントの収納スペースにしまうんです。
あ、S660のエンジンはフロントではなく、リアにあります。
② ミッドシップレイアウトのスポーツカー
S660はミッドシップ(MR)レイアウトのスポーツカーです。
MRというのは、エンジンが車の後輪の上ら辺にあり、後輪を駆動させるレイアウトです。
このレイアウトはF1などでも採用されている、スポーツ走行に向いたレイアウトなんです。軽トラもMRだったりするのは秘密です。
③ 軽自動車
見ての通りのコンパクトな車体で、軽自動車になります。
なので維持費が安いのが特徴です。
燃費もいい(17km/l〜22km/l)です。
その反面、馬力は64馬力しかないので、パワーはないです…。
④ お値段は高い
軽自動車なのに200万円以上します。
高いです。
オープンカーは安全性を確保しようとするとどうしてもコストがかかりますし、そもそも万人にウケる車でもなく、利益を確保しづらいため、どうしても値段は高くなってしまいます。
S660の良さとは?

⑤ 走りの楽しい車
車は結構走りに振った作りになっています。
なのでコーナリングも気持ちいいし、フィーリングがダイレクトです。
軽快感があり、運転していて楽しい車です。
座席位置も低く、実際に出しているスピードよりもスピード感を感じられるのもいいところ。
パワー以外はいかにもスポーツカーという感じがします。
⑥ デザインがカッコいい
これは個人的な感覚にもよりますが、結構カッコいいデザインだと思います。
どの角度から見てもカッコいい…。
写真に収めるのが楽しくなります。
⑦ 維持費が安い
軽自動車なので維持費が安いのもありがたいです。
燃費も良い方ですし、高速料金も安いです。
気軽にドライブに出かけられるのが良いですね。
S660のよろしくないところとは?
もしS660が欲しくなってきているようであれば、S660のよくない点もしっかりと把握されておいた方が後悔がないかと思います。
ここでは代表的な不満点を挙げておきます。
⑧ 荷物が載らない
ここが一番の難点です。
ここを理解せずにS660を買うと後悔することになるどころか、すぐに買い換える羽目にもなりかねません。
S660にはまともなトランクがありません。
基本的に助手席が荷物置き場です。
なので二人で出かけるのは結構厳しいです。
日帰りならばどうにかなりますが、泊まりで行くのはかなり厳しいでしょう。
いざとなれば純正アクセサリーで屋根の後ろの方にバッグをくくりつけることもできるようになりますが、10万円以上かかります。
⑨ 乗っていると結構疲れる
ダイレクトなフィーリングが楽しい反面、結構疲れます。
路面からの入力もそうですし、すぐ後ろにあるエンジンの音や振動もそうです。
高速を走れば風切り音も入ってきて、結構疲れます。
下道で500km/日以上はつらそうです。
以前乗っていた86の場合はそうでもなかったんですが…。
そしてこれは運転手にとってはまだマシですが、助手席に乗せられている人は結構苦痛です。
まとめ

S660は軽自動車のオープンカーかつスポーツカーです。
S660はドライブ好きが一人で乗る分にはとてもいい車だと思います。
セカンドカーとして買うのが正解な気はしますが、自分のようにファーストカーとしても使えます。
二人で出かけることの多い人は避けた方がいいかもです。