カブの燃費はいいといいますが、スーパーカブ110(JA10)の実燃費はどんなものか?ということで、実際にカブに5年以上乗ってきた結果をまとめます。
主にツーリングに使用しているので、ツーリング時の燃費の話になります。
街乗りの情報はなくてすみません。
カブ110の実燃費が気になる方の参考になればと思います。
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スペック上の燃費は63.5km/l
- スーパーカブ110(JA10)のスペック上の燃費:63.5km/l
- (参考)PCX125のスペック上の燃費:55km/l
カブはスペック上でも燃費がいいですね。
ツーリング時の実燃費は70km/l
郊外のツーリングをすると、実燃費は70km/lほどになります。
体重は60kgくらいです。
トコトコとあまり飛ばさず、峠の下りもあまりアクセルを入れず、といった走り方です。
悪くても55km/lは走る
もちろん、アクセルをガンガン開ければ燃費は悪化しますが、それでも55km/lは走ります。
ただツーリングの話なので常に全開というデータはないです。
流石に峠の上りを開けっぱなしにして延々走るともっと燃費は悪いはずです。
燃費はいいものの、タンクは小さい
タンク容量は4.3Lです。
300kmくらいは走ってくれますが、峠の上りになると燃費が悪化したりするので、長距離ツーリング時にはちょっと心もとないです。
燃料計が半分くらいになったらさっさと給油するのがオススメです。
燃料計が半分になるまでとなってからでは目盛りの減り方が違います。
最初はなかなか減らないんですが、後半は結構減っていきます。
燃費は良くても必要なパワーは有る
燃費がいいとパワーがないのでは?と気になるかと思います。
もちろんパワフルということはありませんが、バイパスの流れに乗るくらいのパワーはあります。
あまりに流れが早いとちょっとつらいですが。(汗
燃費を良くする方法
最後に、燃費を良くする方法にも触れておきます。
- アクセルはふんわり開ける
- スピードを抑える
- 不必要なシフトダウン(ブリッピング)はしない
- 下り坂はアクセル控えめ
アクセルはふんわり開ける
やはりアクセルはあまり開けないほうが燃費にはいいです。
信号待ちで先頭になると煽られるのが嫌なのでシグナルダッシュをすることがありますが、燃費にはよろしくないですね。
スピードを抑える
流れに乗ってアクセルを足していく分にはあまり燃料を使いません。
ゆっくり走る車の後ろを走るように心がけるのがオススメです。
そもそもカブはスピードを出すのに向いていないので、ゆっくり走ったほうが快適でもあります。
不必要なシフトダウン(ブリッピング)はしない
カブでシフトダウンする際、シフトペダルを踏んだままにしておけばクラッチが切れます。
そのタイミングでアクセルをひねるとブリッピングができるので、シフトダウン時にエンジンの回転数を合わせることでシフトショックを軽減できます。
シフトショックを軽減できて快適なわけですが、アクセルを無駄に開けることになるので燃費にはよくないです。
楽しいからついついやってしまいますが、必要ないならしないほうが燃費にはいいですね。
別にコーナーに入るたびにする必要はないんですよ…。
楽しいからやっちゃいますけど…。
下り坂はアクセル控えめ
カブはブレーキが貧弱なので下りで飛ばすと怖い目にあいます。
ということもあるので、下り坂ならアクセルは控えめにしておくのがオススメです。
下り坂はかなり燃費に貢献してくれます。
まとめ:カブ110の燃費は70km/lくらいで長距離ツーリングにも支障なし
とういうことで実燃費は70km/lくらいあり、長距離ツーリングであっても無給油で300kmくらい走れます。
そんなに頻繁に給油しなくていいので楽です。
燃費がいいので燃料代も抑えられて経済的です。
今のガソリン代なら、1日走り回っても500円くらいです。
S660だと3,000円くらいしますから、かなり安いです。
浮いたお金で昼ごはんを豪華にしたりしてます。(笑
カブに燃費を期待している方、カブは期待を裏切らないと思いますよ。